Charles William Bartlett  -  チャールズ・ウィリアム・バートレット(1860-1940)

1860年英国ドーセットシャー州生まれ。当初は冶金学者として生計を立てていたものの、自らの中に眠る絵画に対する情熱に目覚め、ロンドン王位芸術アカデミー、パリのアカデミー・ジュリアンにて技術を習得。画家として世間に認められたのは、彼が50代に入ってからのこと。

アジア諸国を数多く旅する中で立ち寄った日本でその後の彼の作風に大きな影響を与える人物と出会う。それが 渡辺庄三郎であった。(現:渡邊木版美術画舗)。伝統的な木版画技術に魅了されたバートレットは、その後日本でも木版画を発売している。

英国に帰国する長い船旅の途中で立ち寄った、ハワイ州ホノルルが後の彼の人生を大きく変える。バートレットはハワイの美しい自然や人々の温かさを、それほど期待していたわけでもなかったため、当初は数週間の滞在予定であったが、結局そのまま、英国に戻ることなく永住することになる。
1933年にはホノルル印刷所を創立。今日も、この事業は継承され継続している。
この時代、最もハワイで人気を博したアーティストであった。ハワイの高階級の人々が主催するパーティーにはいつでも妻と共に招待されていた。
ポートレイト絵画に加えて、日本で習得した木版画技術を利用し、アンティーク絵画のリバイバルを創出した第一人者としてのその名を不動のものにした。
彼の木版画プリントは当時の価格で1枚$15〜$30の値がついていた(当時の$15は、一般庶民の1週間分の給料と同じ位)。
バートレットは20世紀初頭に大きな絵画の歴史を残した人物として人々に惜しまれながら、1940年ハワイでこの世を去った。
バートレットの油絵、エッチング、木版画などから大きなインスピレーションを受け取り、自分たちの作風に反映させている画家、アーティストは多く、未だ衰えぬ人気を保持している貴重なアーティスト。
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